マザーテレサの言葉 その1 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 3月 08, 2021 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
最悪の魔剣 - 10月 05, 2020 その剣には何の謂れもなく、魔力もなく、金属ではなく木から削り出され、刃さえ碌になかった。 神話の中で用いられたのはただの一度。けれど、そのひと振りでその神話世界を破壊してしまった。神話世界において有り得ないほど無能力でありながら、その影響力は計り知れないものがあった。 その剣の名はミストルテイン。北欧神話世界のすべてを滅ぼした神殺しの魔剣である。 すべては太陽神バルドルの悪夢からはじまる。美貌と才能に恵まれ、誰もに愛されたバルドルだったが、ある時から悪夢にさいなまれるようになった。これを心配した母神フリッグは生物無生物を問わず世界中に存在するすべてのものに、「息子バルドルを傷つけない」誓いを立てさせる。このため、いかなるものもバルドルに傷をつけることはできなくなった。ところが、世界の端に生えていたヤドリギの新芽だけは、若すぎてその必要がないという理由で誓いを立てていなかった。 こうして無敵の存在になったバルドルに、ほかの神々はたわむれにいろいろなものを投げつけて遊び、それらがバルドルに傷一つつけられないことを喜んだ。それは太陽が永久不滅であることのあかしだった。 しかし、これを面白く思わない悪神ロキは、誓いを立てていないヤドリギの話を聞きつけ、その枝から剣を作り出した。ミストルテインと名付けられたその剣は、盲目ゆえに遊びの輪から外れていたバルドルの兄弟神ヘズをたぶらかし、バルドルめがけて投げさせる。バルドルは兄弟神の投げたミストルテインに当たって命を落としてしまう。 これを嘆いたフリッグは、死の世界ヘルヘイムに赴き、死の女王ヘルにバルドルの復活を願い出る。ヘルは「全世界のものがバルドルのために涙を流すのであれば」という条件で復活を許可する。 事実、全世界のすべてのものがバルドルのために泣いた。ただ一人、女巨人セックを除いては。このため、バルドルの死は決定的なものとなってしまった。のちにこの女巨人セックはロキが変身した姿であったことが判明し、彼は神々に捕まり「洞窟に縛り付けられ、永遠に毒蛇の毒を浴び続ける」という厳しい罰を受けることになる。彼が苦しみから身をよじるために地震は起こるとされている。 かねて、最高神オーディンは巫女から予言を受けていた。 曰く、「息子は息子に殺され、神々が復讐するが時遅く、太陽は徐々に力を失い、世界は黄昏 続きを読む
カニバリズムのカテゴリー - 11月 02, 2020 カニバリズム(人肉食)は大きく2つのカテゴリーに分けることができる。 1つがエンドカニバリズム(内食人)であり、部族や家族内の死者に敬意を表するため行うものである。例えばクールー病が蔓延したパプアニューギニアのフォレ族がこれを行っていた。クールー病の蔓延は、彼らが死者の脳まで食していたため起こったと考えられている。 もうひとつがエクソカニバリズム(外食人)と呼ばれ、命を盗んだり、敵を威圧したりする目的で外部の人間を食するものである。世界では今日でも行われており、例えばシリアの反政府軍司令官は敵兵士の内蔵を食べたことが報告されている。ほかにも2014年、中央アフリカ共和国の「マッド・ドッグ」という男は、殺された家族の復讐を遂げるために、犯人のイスラム教徒を殺害し、その足を食べたという。この地域では、敵の肉を食べると途方もない力を授かるという信仰があるそうだ。 続きを読む
悲しき夜の秘宝 - 10月 19, 2020 1520年、エルナン・コルテスが、アステカ、ティノティトランにて征服の途中、激怒したアステカ人による反乱・暴動にあい、自軍のスペイン兵を失い退却した。 その際に彼が置いていった戦利品の宝は、アステカ人がスペイン人の目をくらますため丘の周りに埋めたとされている。 コルテスが軍を率いて戻ってきた際、生き残った人たちに宝について尋ねたが、手掛かりは何一つつかめなかった。 どこかにまだ、あの秘宝は眠っているのだ。 続きを読む
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