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10月, 2020の投稿を表示しています

幼ごころの君

幼ごころの君 ・生来固有の名前をもたず、ただ唯一、ファンタージエンを訪れた子供達から贈られる名前を引き受ける。 ・ファンタージエンの根幹をなす存在で、何者にも縛られず、何者も支配しない、存在することですべてが存在する。 ・「幾多の夢の集合体」であるファンタージエンに君臨する「唯一絶対の存在」であるゆえに、固有の名前を持たない。 ・なにものもその存在を犯すことはできず、主人であるはずの子供達ですら、手を出すことは出来ない。 ・彼女が失われれば、ファンタージエンは終わる。 自分自身の心を反映した世界でありながら、唯一手を出すことの出来ない存在 =その存在が失われれば「自分自身の心を反映した世界」もまた終わる(幼年期の終わり) =自分自身の子供心そのもの =それゆえに「幼ごころ」の君

悲しき夜の秘宝

1520年、エルナン・コルテスが、アステカ、ティノティトランにて征服の途中、激怒したアステカ人による反乱・暴動にあい、自軍のスペイン兵を失い退却した。 その際に彼が置いていった戦利品の宝は、アステカ人がスペイン人の目をくらますため丘の周りに埋めたとされている。 コルテスが軍を率いて戻ってきた際、生き残った人たちに宝について尋ねたが、手掛かりは何一つつかめなかった。 どこかにまだ、あの秘宝は眠っているのだ。

ベジタリアンの種類

1. フルータリアン:木の実(果物・ナッツ類、木になる野菜)以外は食べない。 2. ビーガン(ヴィーガン):ビーガン(VEGAN)とは、鳥獣の肉、卵、魚介類およびそれらの副生成物(ラード、ヘット、ゼラチン、肉エキス、鰹節・鰯・エビなどの出汁、魚を殺傷して得た魚卵などを含む)が含まれるものを口にしない。なかでも厳格なヴィーガンは蜂蜜なども含む動物性の食品を一切摂らず、開発に動物実験を要した薬品や化粧品などの使用を避け、動物製品(皮革製品・シルク・ウール・真珠・珊瑚など)を身につけない者を指す場合もある。 3. 食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方。ビーガンは動物に苦みを与えることへの嫌悪から、動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)と卵・乳製品を食べない人たち。(西洋):肉・乳製品まで取らない。 4. ラクト・オボ・ベジタリアン:肉・魚は食べないが乳製品や卵は取る。 5. ペスコ・ベジタリアン(魚菜食): 肉、卵、乳製品は食べないが、魚介類は取る。 6. ノン・ミート・イーター:肉は食べないが魚介類は取る。(マクロビオティックはこの辺を対象にしているようです。) 7. ポゥヨゥ・ベジタリアン:肉の中でも鳥は食べる。 8. セミ・ベジタリアン:肉をなるべく食べないようにしている人。

最悪の魔剣

その剣には何の謂れもなく、魔力もなく、金属ではなく木から削り出され、刃さえ碌になかった。 神話の中で用いられたのはただの一度。けれど、そのひと振りでその神話世界を破壊してしまった。神話世界において有り得ないほど無能力でありながら、その影響力は計り知れないものがあった。 その剣の名はミストルテイン。北欧神話世界のすべてを滅ぼした神殺しの魔剣である。 すべては太陽神バルドルの悪夢からはじまる。美貌と才能に恵まれ、誰もに愛されたバルドルだったが、ある時から悪夢にさいなまれるようになった。これを心配した母神フリッグは生物無生物を問わず世界中に存在するすべてのものに、「息子バルドルを傷つけない」誓いを立てさせる。このため、いかなるものもバルドルに傷をつけることはできなくなった。ところが、世界の端に生えていたヤドリギの新芽だけは、若すぎてその必要がないという理由で誓いを立てていなかった。 こうして無敵の存在になったバルドルに、ほかの神々はたわむれにいろいろなものを投げつけて遊び、それらがバルドルに傷一つつけられないことを喜んだ。それは太陽が永久不滅であることのあかしだった。 しかし、これを面白く思わない悪神ロキは、誓いを立てていないヤドリギの話を聞きつけ、その枝から剣を作り出した。ミストルテインと名付けられたその剣は、盲目ゆえに遊びの輪から外れていたバルドルの兄弟神ヘズをたぶらかし、バルドルめがけて投げさせる。バルドルは兄弟神の投げたミストルテインに当たって命を落としてしまう。 これを嘆いたフリッグは、死の世界ヘルヘイムに赴き、死の女王ヘルにバルドルの復活を願い出る。ヘルは「全世界のものがバルドルのために涙を流すのであれば」という条件で復活を許可する。 事実、全世界のすべてのものがバルドルのために泣いた。ただ一人、女巨人セックを除いては。このため、バルドルの死は決定的なものとなってしまった。のちにこの女巨人セックはロキが変身した姿であったことが判明し、彼は神々に捕まり「洞窟に縛り付けられ、永遠に毒蛇の毒を浴び続ける」という厳しい罰を受けることになる。彼が苦しみから身をよじるために地震は起こるとされている。 かねて、最高神オーディンは巫女から予言を受けていた。 曰く、「息子は息子に殺され、神々が復讐するが時遅く、太陽は徐々に力を失い、世界は黄昏